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青蛙 おまえもペンキ 塗り立てか /芥川龍之介
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母親のこと
そういえば、今日父親から電話が入っていた。
夜に、電話を掛けてみたんだ。

実はぼくはまめな人間じゃないので、
まだ家には、この家の住所も電話番号も知らせていない。
このまえ姉に、引っ越しの時、借りていた本を送った時に書いたんだろう。新しい住所とかを。
それで知ったんじゃないかな・・・・

年始だったかいつだったか忘れちゃったけど、母親は入院して
まぁ、アル中で(身体弱くなって)入院して、病室でタバコ吸って怒られて
2度目やって追い出されてね、
父親の知ってる病院に頼み込んで入れてもらって・・・・
て、入院してる間に、動かないものだから、筋力が弱って
歩けないんだそうだ。
食べれなくなって、点滴だけなんだそうだ。
何やってんだか、て感じだよね。

このまま特に生きたい希望が生まれなきゃ、
このままだよね
すぐ死ぬか、ずーっと寝たきりか。
60ちょいすぎくらいな年でさ。何歳か忘れちゃったけど。

ぼく自身、彼女の遺伝子を色濃く受け継いでいるからよくわかるんだ。
この世に未練がないんだよね。生きることに興味が、あまりない。
長生きがよいとは思わない。
特別、しがみつきたいものがなくて、自分の幸せのために何かするのがめんどうなんだよね。
自分のために食べるとか。
他人のためにシゴトすることはできても、自分はどうしても、どうでもよくて
・・・・・・・・・てわかるけど、
情けないね。
ぼくは彼女のような老後を送らないことが目標だな。

ぼくは、どこか欠けているから
こんな暗い話を聞いたところで、なんとも思っちゃいない
悲しくて泣いたりなんてあまりにも関係ない話だよ
ぼくのこの欠けたとこは、このままで、いいのかな
それとも、ライオンさんやかかしさんみたいに、オズの国へ
それを与えてもらいに旅に出ないと、いけないの?

めんどうだな。

ぼくはたくさん欠けているところがある

キミをそれでいつも傷つける
ぼくはキミとの夜を思うとき、いつも何故か、白痴みたいなんだ。
あまりしゃべれず
おどおどとキミが怒ってないかばかり気にして
ちっちゃい子供みたいになってしがみつく
それも欠けてる?

ひとはみな、どこか欠けているものだけど
ぼくの場合程度が大きすぎる
ひとより優秀だと思われる一方、
ひとから哀れみや親切心で補われた優しい言葉で説明されるくらいバカだったりね
ぼくの欠けたとこは
もし、今ぼくが子供だったら、なんかの症候群とかに当てはめられていたかもしれない。
今は何でも当てはめるから。
かなり、ぼくは足りないようなんだ。
あまりわからなかったけど。
地に足がつかないふわふわ感。きっと普通の人にはわからない。
ぼくはその不安定さをギチギチに詰め込んだ知識とか経験値でごまかしているだけだ


美しく賢かったぼくの母
醜く愚かでバカな今の母

ま、ぼくにとってはどうでもいいことだよ


今度こそ、おやすみ
/ナオ
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30すぎで、どこかで小説書いています。
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