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青蛙 おまえもペンキ 塗り立てか /芥川龍之介
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フル・ムーン
今日は満月だから
もうすぐ訪れる睡魔が来るまで、付き合って。 とはいうものの 書くことってない 最近落ち着いてるから。キモチが。 ちょい過食。夜中だけ。 だから少し、腰骨とかが目立たなくなってきた。太った!てこと。 なんか掴める感じだったけど、そんなでもないもん。 夜食ってやっぱ、すごいんだ! あのね、秋が深くなってきてる 少しずつ、紅葉がはじまってる 落ち葉も。 ねぇ、今でも思い出す?桜が咲く季節 落ちた桜の花びらを掃除した日のこと。 秋は、秋で、落ち葉が道を汚すんだ。 コレが少し、いま、ぼくを悩ます。少しだけ。 ぼくの住むアパートの近所は、みんなとてもキレイに道の端を掃除している ウチのアパートの前だけきたない。 アパートの駐車場が土だってのも要因。 風雨で土が道端に流れ落ちるから。 あー・・・掃除、しなきゃ、まずいな、て ここんとこ、思ってる。 桜の花ほどには、楽しくない掃除だよね。 キレイじゃないから、そんなに。 でも、ウチのすぐ近くの公園は、まだやっぱり紅葉には早いけど 紅葉したら、すごくすごく、それはとてもキレイなんだ 落ちたら落ちたで。色とりどりの絨毯になる。公園の敷地内全部が。 ぼくの家の前の細い道を出て、広い県道?に出ると、そこは銀杏並木。 その交差点を渡ると、その公園。 ああ、早くみたいな。 すごくすごく染みるんだ。あの色。 落ち葉の絨毯を踏むとすごく柔らかいんだ。 季節は移ろいゆくんだね。 もう、秋が来た。 春からずっと、とても辛かった。 夏が来るなんて、思えなかった。 でももう、秋なんだ。 ぼく自身、こんなに安定してる。不思議なほどに。 飽きただけなのかな。 カナシイ自分に。 ツライ自分に。 今、好きなモノがある。ミルククリームをはさんだフランスパンと、エスプレッソ。 そういう はまってるモノ、て最近なかった。 でもこうやって、はまって、それを楽しむ時間を持つことは すごく久しぶりなんだ。 夜、 家から自転車に乗ってコーヒーを飲みに行く。 エスプレッソは、注文してすぐに出され、 飲むのも1分と掛からない。座る必要がないほど。 そんな一瞬のためだけに、5分以上時間を掛けて、カフェに行く そしてまたぼくは 自転車に跨り、 昼間よりずっと冷え込んだ町の中を、ペダルを漕いで家へ帰る。 でも、その一瞬に与えられる幸福はとても大きくて singing in the rain みたいに、ごきげんに自転車を漕いで、ウチへ帰るんだ。 今日は、 満月っておまけつきで。 すごく 幸せだよ。 エスプレッソのあのちいさなカップ 泡立つブラウンの表面 舌で転がしたくなる感触 香り 飲んだ後の、恍惚感 苦さをなんとかましなものにしようと 甘い甘い唾液を出すんだと思う。 だからあんなに口の中が甘くなるんだと思う。 タマネギをきざんで、涙が出るように すごく甘くて 芳醇で 舌を絡めて唇を使って キスしてるみたい すごく 甘いんだ ぼくは、それで、蕩けて ゆるゆるになって家へと帰る さっき ウイスキーを飲んだ だからもっとふわふわ それより後、 いつもの薬を飲んだ だから今日も眠れる 今日はいつもよりふわふわで 誰かの膝枕をしてもらってるキモチで 布団に埋まろう ぼくのウチの唯一自慢できるものは、ベッド。 気持ちいいんだ。 スプリングも 布団も。 おやすみ いい、夢を。 ありがとう、つきあってくれて ナオ PR コメントを投稿する
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30すぎで、どこかで小説書いています。
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