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青蛙 おまえもペンキ 塗り立てか /芥川龍之介
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小説を読み終えた
ぼくはある意味審判の時を待つ死刑囚なわけだけど
待ち時間
眠らずに、読みかけで途中だった小説を読むことにした

ぼくは恋愛ものって好きじゃない
とりわけ男女のものは
小説も映画もドラマも見ない
嘘くさ~ってしらけるからだ
嘘っていうか、
感情に悦に入ってるみたいなの、いやだ

愛の美しさの物語は好きだよ
ゴミの埋立地に捨てられた少年が
愛する少女に食べ物を与えたくて
でも与えるものが何もなくて
彼は彼女に自分の手を、与えるんだ
そんな小説があって
ぼくはそのきれいなきれいな話は大好きだ
似たような世界の話を少女漫画で読んだ事あるけど

ひたすら純粋な自己犠牲、愛のために
そういうの、好きだけど
男女のセックスが入ってくると愛は難しくなる

けど、すごい泣いた
やっぱり関係性が似ていて
ぼくは彼にあなたを重ね
彼女にぼくを重ねて読んだ

孤独と自由を大事に抱える彼と
それを侵したと追い出される彼女
二人は離れ離れになるけれど
その後、物語の最後までともに歩くことはないのだけど
二人がそれぞれ歩く旅のような人生は
常に二人の魂は寄り添っていたんだったね、みたいなね
そんな話

ぼくとあなたも
違う土地で生活をしていても
いつもあなたを感じて生きていけたら
朝起きて
空を見上げて
花を見つけて
いろんなものを見て
夜お布団に入るときも
いつもそばにあなたを感じておしゃべりしてる
心が寄り添ってる
そんなこと、叶ったら、いいなと、思う

あなたについては
激しい想いや
おだやかな気持ちや
身体を熱くする想いや
いろいろなんだ

あなたとどんなふうに向き合えるだろう
今晩
そしてこれから /ナオ


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怖い
今日は汚い話だけど下痢なの。

ぼくは2週間書き込みできなかった
彼の言葉に傷ついて、震えながら
もう二度とあなたの前に現れないと約束して別れた

あんなにズタズタになったのに
ぼくは
あんなにぼくなど眼中にないと言われたのに
ぼくは
2週間の間、ずっと暁のことを考えていた
恨みとか
誤解とか
そんなことより
恋しかった
繋がりたかった

そして暁も、絶対ぼくを恋しいと思っていると思ってた

なんでなんだろうな

前もそうだった
渾身のラブレターをけちょんけちょんに罵倒されて
絶対もう二度とあなたの前に現れないと
深く傷ついて泣きながら思ったのに
あのあともぼくは
あなたを純愛みたいに恋しがり
あなたもそうであると思っていた

あなた以外ではありえない
あの文字を見ると
すぐにぼくはそう思う
ぼくがどんなに決めた事でも
あなたの文字を見たらその瞬間で思いは覆される

ぼくは
ぼくが小説を書いているところにはずっとずっともっとずっとそこを放置するつもりでいた
でも
あなたのぼくに宛てたかどうかもわからない文字に
ぼくは読んですぐあと、行動を移した


信じて疑わなくて

でもこの後彼と意外にあっさりと対話をする機会を得た
それでぼくはまた怖くなる
またあなたがぼくに
愛情の欠片もないことをつきつけられそうで
怖くて堪らない
あなたから呼び出されると
すべてがカンチガイだったように思えるんだ

ぼくはきちんと
パニックを起こさず冷静に
伝えたい事を伝えられるだろうか
何を伝えたいのかわからない
もう本当に終わるのかな
暁に
つっぱねられてしまうのかな
あの愛の叫びは
ぼく宛じゃあないって言われてしまうのかな
そして
カンチガイしているぼくを
うっとおしいとか、しつこいとか
いい加減にしろとか
めちゃめちゃに
殺されてしまうんだろうか

怖いよ
暁、怖いんだ

あっさりぼくがあなたを好きだと言えば
元に戻れると
あなたとまた繋がれると思ってた

摩天楼に住むワイルドキャットのように
誰も信じない
誰にも心を許さない
誰にもなつかない
誰にも心の奥を見せない
心なんか硬い硬いよろいで覆ってるみたいな
警戒心が誰よりも強いあなた

だから
あなたがそんなだから

ぼくらはパパラッチに四六時中張られた中で密会をしようとしているのか
それとも
すべてがぼくのカンチガイだったのか
ぼくには自信がもてないんだ
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どうか神様
ぼくが明日、笑うことができますように
ぼくが明日、立つことができますように
このブログに書くことが
今日で終わりになりませんように
ぼくの愛してきた小説を書いてきたあの場所を
今日でお別れすることになりませんように
何もかも、終わってしまいませんように

すべてはあなたの言葉だけで決まってしまう

ぼくのしがない成就のアイテムたちが
ぼくを守ってくれますように
これから指輪にキスをして
夜を死んだみたいに寝て待つことにする
薬があれば眠れるんだ

また
あなたを愛してるって言えたら、いいなと思う。 
だけど今日はきっと大丈夫
だってあなたの言葉の温度は前と違っていたから 
きっとぼくは大丈夫
節々の痛みに耐えてあなたと向き合っても
きっと報われる /ナオ


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それでもあなたが欲しい
あなたを捕まえたい

方法はあまりない

エサをまいてあなたが釣れてくれるのを待つ。きっと最後の手段

エサはぼく自身

あなたが食いついてくれる前にぼくの身はつつかれてしまうだろうし

エサになること以前に人前に立つことが、今のぼくにはこの身を削ることなんだよ

あなたが食いついてくれるまで持つかどうかわからない

暁、それでも、あなたに愛を請うために

ぼくは身を投げる

どうか食いついて

いらないなんて、言わないで 

あなたが来なかったら、泡になって消えるしかないんだ 


あなたに 抱きしめられたい

あなたとキスしたい /ナオ

しんどい
伝えられなかった
暁に
あるいは
ぼくらには術はない
あなたから鍵をひそかに受け取れない?
ぼくはこんなに開いているのに
それじゃ、だめなの?

今日はもう身体が無理だ
どうか神様
助けて 
あの人に会わせて /ナオ


あなたがいた
今日、1週間ぶりにあそこへ行った
そして
暁、あなたの文字に会えた


よかった


あなたはぼくの薬になってくれるかも しれない

望んでも いいんだろうか



これから読めなかった1週間分の暁を追ってみる /ナオ


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ナオ
性別:
非公開
自己紹介:
30すぎで、どこかで小説書いています。
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